出品者としてはなるべく高く売りたいですよね。
でも高すぎると誰にも購入されない・・ていうか見向きもされない!!
それでは元も子もありません。
仕入れや出品をする前にまず、メルカリでのその商品の相場を必ずリサーチして、自分が売りたい金額ではなく、売れる・売れている金額の把握をすることが必要不可欠です。
そんな苦手意識を持つせどりビギナーさんは多いかと思います!
そこでこの記事では、実際の例を用いた簡単なリサーチの仕方の一例を紹介したいと思います♪
※画像は全てクリックで拡大できます♪
アパレルの基本的なリサーチ方法
「リサーチ」には基本的には2パターンあって、
「売れる商品を1から探すためのリサーチ」
と、「ある商品がいくらで売れるかどうかを調べるリサーチ」
があります。例えば、店舗で気になる商品を見つけた時にこれは売れるのか・利益が出るのかどうかを調べたり、アソートなどのまとめ買いで入っていた商品がいくらで売れるのか確認するのは後者のリサーチになります。
そして今回はその後者のリサーチ方法、今まさに仕入れようとしている商品があったり、出品しようとしている商品がある場合の相場確認の仕方について説明します。
前者のリサーチ方法はこちらの記事↓
※準備中※
品番を確認
まずは、その商品の品番を確認しましょう。
例えばこの商品、品質表示タグの上部にアルファベットや数字の羅列がありますね。
それがこの服の品番になります。
品番を特定することで、その商品の正式名や販売当時の定価などの詳しい情報が手に入る可能性がありますので、活用しないのは損です!
正式名などを特定
続いては、先程の品番をGoogleなどの検索窓に打ち込み、検索をしてみます。
すると、この商品が「SLOBE IENA(スローブイエナ)」というブランドの「ビッグラペルオーバーコート」という商品名であることがわかりますので、覚えておきましょう。
ポイント
今回の例では、某古着屋での販売履歴しか出てきませんでしたが、比較的新しい商品であればこの時点で販売当時の公式ショップの情報が出てくるので、公式写真や定価も確認できます。逆に古い商品やノーブランドのものであれば、全く情報が出てこなかったりします。
さらに、検索結果画面で「画像」に切り替えると・・・
メルカリやラクマなどで出品されている同じ商品がヒットすることがあります。
画像をクリックするとそれぞれのページに飛ぶので、過去にいくらで売れたことがあるのか、または今いくらで売れ残っているのかなどを確認することができます。
メルカリで『売り切れ』検索
次はメルカリのアプリでの操作にうつります。
先ほど調べた商品名「ビッグラペルオーバーコート」を検索窓に入れて検索してみます。
ずらっと商品一覧が出てきたら画面右上の方にある「絞り込み」というところをタップして、
メモ
- ブランド/スローブイエナ
- 商品の状態/目立った傷や汚れなし
- 販売状況/売り切れ
で絞り込み検索をします。
こうすることで過去の販売履歴が簡単にわかります。
カラーはグレージュを例として、相場が大体6000~9000円ということがわかりますね!
メルカリで『販売中』検索
過去の販売履歴がわかったところで、次は再度「絞り込み」をタップして検索条件を
メモ
・販売状況/販売中
に変更します。
すると今度は、今現在販売中の商品一覧が出てきます。
同じカラー(グレージュ)は、7900円・8500円・14550円の3商品が現時点でのライバルということがわかります!
決断を下す!
仕入れ時の場合は、仕入れるかどうかの判断をします。
今回の例の商品の場合、売れ行きとしてはかなり良い部類になるので、仕入れ値次第で仕入れGOです。
ここで注意することは、「利益」は販売価格から以下の額を差し引いた金額になるということです。
販売価格から差し引くもの
- 仕入値
- 手数料10%
- 送料
- 梱包材料
これらを差し引きした上でどれぐらいの利益が出るか、ここまでしっかり確認することで赤字になるリスクを最大限に抑えます。
そして出品時に価格を決める際は、この場合は最安値よりも1000円〜2000円程度高めの8900円〜9900円ぐらいで出品しておけば良いかなと思います。
そのぐらい高くしておけば、こまめな100円値下げや値引き交渉にも対応でき、なおかつできる限り多くの利益も残すことができます。
まとめ
こんな感じで、ある程度リサーチはできます。
しかし、売れたのはあくまでも過去の話。
特にレディース服は流行り廃りが激しいですし、売れ行きや売値はタイミングなどの”運”の要素や、アカウント力によっても左右されます。
さらに精度を上げるために、上記の基本のリサーチからもう少し踏み込んで、ライバル商品の
メモ
- 閲覧数
- いいね数
- 購入された日
- 出品日または編集日(◯日前ってやつ)
- 出品者のヤル気(写真など)
などを総合的に見て判断すると尚良いですよ。
ここでは品番からのリサーチ方法を紹介しましたが、もし古い商品で品番から情報が出てこなければ、同じブランドの似たようなデザインの商品の販売履歴を参考にしてみるといいです。
また、ノーブランドは売り方や写真スキルなどアカウントのブランディングが非常に難しいので、古着転売を初めたばかりのうちはある程度知名度のあるブランドを扱った方が良いかと思います。