最近、垢BANや利用制限くらった!という方が多くいらっしゃるように思います。
知ってか知らずかはわかりませんが、おそらくメルカリの規約違反行為をしたことによるペナルティーかと思います。
メルカリには“知らなかった…”では済まされない重大な規約があり、意外と知らない人が多いのが現状です。
取引に慣れてきた人も今一度「利用規約」や「メルカリガイド(取引におけるマナーや禁止行為等が書かれている)」を確認しておくことをオススメします。
この記事では特に罪が重かったり、知らないとやってしまいがちな違反行為を挙げています。
注意すべき違反行為8選!!
禁止事項の詳しい内容はメルカリガイドに載っています。
一発退場!複数アカウント所持は重罪
メルカリでは1人1アカウントが原則です。
1人で複数のアカウントを所持することは規約に違反する行為であり、もしこれがメルカリ事務局にバレてしまえば、アカウントの無期限利用停止や強制退会の処分を課せられます。
それだけではなく、今まで販売してきた商品の売上金も振込保留となってしまう可能性もあります。
機種変更や携帯番号を変更した場合は、前のアカウントを引き継ぐことになります。
ここで誤って新しくアカウントを作り直してしまうと、例え前のアカウントを使用していなくても複数のアカウントを所持していることになってしまいます。
複数所持すること自体が規約違反ですので注意してくださいね。
一度に大量出品は要注意
一度に大量に商品を出品すると荒らし行為とみなされ、ペナルティとして利用制限がかけられてしまうことがあります。
では”一度に大量に“とはどの程度なのか?
残念ながらその定義はメルカリから明らかにされてはいません。
ですが、各アカウントの総取引数によって動作数に制限があると言われています。
例えば、メルカリを始めたばかりでまだ取引をしたことがない状態の人は、出品・値下げ・削除・再出品等の動作をそれぞれ1回とカウントして、合計60回を超えてしまうと制限がかけられると言われています。
そして、徐々に売買の経験を積んでいき総取引数が20回になると、動作数の上限は300回まで増えるようです。
参考
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本来であれば出品したばかりの商品は“新着商品”ということで、ユーザーの目に止まりやすい(=売れやすい)場所に掲載されます。
しかし、利用制限がかけられてしまうと、出品したばかりの商品でも“半年以上前”に出品した物扱い(=「圏外飛ばし」と呼ばれています)になり、検索をしてもなかなか引っかからなくなってしまうのです。
ユーザーに自分の商品を見つけてもらえないというのは非常に不利な状態です。
手元にない商品を出品するのはダメ
わかりやすい例がAmazonです。
「メルカリで注文したのに、Amazonのダンボールに領収書付きで届いた」と、購入者が事務局に通報することでルール違反が発覚します。
どういうことかと言うと、これは俗に言う「無在庫転売」という手法で、メルカリに注文が入ってからAmazonで商品を確保し、Amazonから直接購入者様へ配送をするという方法です。
Amazon以外にも多いのが、中国輸入無在庫転売です。
最近は撲滅されつつありますが、取引総数0~数件なのに出品数が1000とか2000ある人達が溢れかえっている時期がありました。
無在庫転売は、購入が確定してから商品を確保するので、在庫を抱える必要がありません。
しかし、メルカリでは手元にない商品を出品することは禁止されていますのでやめておきましょう。
実物の画像を必ず載せよう
手元に商品がなければ実物の写真を載せることはできません。
実物写真を載せていない商品は、手元に商品がない(=無在庫転売)と見なされ、メルカリ事務局に商品ページを削除されてしまいます。
実は自分自身、これが原因で商品ページを削除されてしまった経験があります。
衣類を出品した際、モデルさん着用の転載画像(メーカー転載可のもの)のみで、うっかり実物写真を載せ忘れてしまい商品を削除されてしまいました。
再度出品し直す作業は意外と面倒ですし、違反を繰り返していると事務局側に目をつけられ、アカウント制限の対象となってしまうので気をつけてくださいね。
結構見かける…独自ルール”3N”など
「ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセル」を3つ合わせて3Nなど、自己紹介文に書いている人をよく見かけますが、本来であればこれはルール違反です。
お金をいただいているわけですし、不備がある商品を送り付けておいて、返品不可だなんていいはずがないですよね。
問題があった場合は誠実に対応をするべきです。
「ラ○マ」などはNGワード! 外部サイトへの誘導禁止
実はこれも、私自身やってしまったことがあります。
メルカリとラクマ両方に出品していた物があり、お客様とのコメント欄でのやり取りの中で以下のような会話をしました。
このように直接的なワードはなかったのですが、メルカリ事務局に見つかってしまいました。
他のユーザーに通報された可能性もあります。
おそらくお客様の方はわかっててあえて濁したと思われますが、当時の私はまだ経験も浅く、「ラクマ」というワードを使うのはさすがにダメだろうなと思いつつ、濁してみたのですがダメでしたね~。
話の内容に限らず、外部サイトの名前を出すこと自体が“外部サイトへの誘導”と見なされてアウトです。
また、外部サイトの名前などの直接的なワードを使っていなくても、誤解を招くような表現には気をつけましょう。
私の場合、その時は特に利用制限などのペナルティを受けることなく、メールでの忠告だけで済んだのでラッキーでしたが、24時間利用制限や、場合によっては一発退場も有り得るようです。
たまに、自己紹介文や商品説明文に堂々と「ラクマにも出品しています♪」と書いている人も見かけますが、他人ながら大丈夫なのか心配です。
検索用キーワードの羅列は×
以前のメルカリガイドには、禁止行為としてハッキリと「検索用キーワードの羅列」と記載されていたのですが(2019年12月時点)、どうやらガイドの改正があったようで現在は削除されています。
しかし、検索結果に表示されやすくするために、 出品物とは関係の無いブランド名やキーワードを大量に羅列することは、購入者側の検索の妨げになりますし、誤解を招きトラブルに発展する恐れがあり、どちらにせよ迷惑行為にあたりますのでやめましょう。
事務局の判断で商品ページを削除されることになります。
また、一度削除されたユーザーの再出品は念入りにチェックされていますから、再出品時には気を抜かないようにした方が良いです。
次にルール違反が発覚した場合、さらに重いペナルティーを課せらる可能性がありますし、このキーワードの羅列が原因で無期限停止の処分を受ける方もいるようです。
では、検索ワードはいくつまで羅列してもよいのか?それも明らかにされてはいません。
キーワードをただ羅列するのではなく、商品説明にワードを上手く織り交ぜるようにするといいです。
当たり前だけど…人のパクリはダメ!
例えば、あなたがメルカリで何かを購入したとします。
しかし、思っていた物と違っていたため不要になってしまった時、メルカリで出品しようと考えると思います。
そんな時、いくら 同じ状態の物だとしても、その商品を購入した時の出品者さんの商品ページの画像と説明文をそのままコピペして出品することはやめましょう。
元々の出品者にコピペがバレれば、確実にメルカリ事務局に通報されてしまいますし、面倒なトラブルになる可能性があります。
手間でも、自分で商品の写真を撮り直し、説明文も書き直してくださいね!
まとめ
以上、特に失敗しがちな注意点を挙げましたが、これだけ守っておけばあとはマナーと大人の対応を心がけて普通にやっていけば、そんなにアカウント制限に対して心配することはありませんよ。
ルールとマナーを守って、出品者も購入者もお互い気持ちよく取引できることが1番です♫